予防歯科

大切な歯を守るための治療と予防

「“治すだけ”の治療」から「“歯を守る”治療・予防」へ
全ての世代の方へ本気の予防を届ける
“虫歯と歯周病のリスク検査”から始める、患者様1人1人に合った予防方法の提案


歯科医院を受診する理由として

「痛くなった時、詰め物が取れた時に歯科医院に行く」
「気になる事が出来た時に歯科医院に行く」

という方は多いかもしれません。


当院は「その場だけの治療」「治すだけの治療」ではなく、患者様の健康な未来のための「歯を守る治療・予防」を提案しております。


予防を大切にした診療の考え方は、皆様が今まで受けてこられた歯科治療とは違うかもしれません。
歯を失うことが無い限り意識されないかもしれませんが、
虫歯で歯が溶ける、歯周病で歯が抜ける、治療のために歯を削る、どれも歯は二度と元には戻りません。
永久歯(大人の歯)はもう生え変わることのない、失ったら二度と取り戻せない大切な体の一部です。絶対に大切にして頂きたいと強く思っております。


当院では患者様のお口の健康を本気で守ることを考え、予防と治療に取り組んでおります。
“歯が長持ちしている健康な未来”を、是非一緒に頑張って実現させましょう。
当院が真剣にお口の健康をサポート致します!


歯を失うと何がいけないのか?

1. 食べ物をかめず、力がいれにくくなる。
2. 食べ物を細かくできないため胃腸の負担が大きくなる。
3. 認知症になりやすくなる。
4. 虫歯菌や歯周病菌により動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などのリスクがアップする。
5. 定期的に歯科医院でメンテナンスを受けてる習慣を持たれている方より、医療費が3倍かかると言われている。


歯はメインテナンス次第で長持ちします!大切にしてください!

歯を失ってから、「もっと歯を大切にすればよかった」とメインテナンスを受け無かった事を後悔されている患者様に多くお会いしています。失ってからでは二度と戻ってこないからこそ、「できるだけ歯を失って欲しくない」「歯を大切にしてもらいたい」と強く思います。
では・・「歯を守るため」にはどうしたらいいのでしょうか?


予防歯科が盛んなスウェーデンやアメリカと日本を比較して見てみましょう。
80歳の老人の歯の数はスウェーデンは日本人の3倍、アメリカは日本人の2倍近くです。
日本の平均寿命は世界でもトップクラスで80歳を超えています。
日本は平均寿命は長いのに、歯の数は少ない・・。何が違うのでしょうか?


スウェーデンやアメリカの人は、歯や歯ぐきの健康チェックと予防のために“メインテナンス”に行くのが普通と考えているからです。
3ヶ月ごとのメインテナンスを受けている患者様と、症状のある時だけ受診している患者様の残存歯数も年齢を重ねるごとに差が出ていきます。


予防のために定期的にメンテナンスに通えば、歯は長持ちするのです。
「痛くなければいい」と思うのか、「歯を長持ちさせたい」と思うのかの違いです。
メンテナンスに通えば、小さなお子様が1本も虫歯にならないことが可能ですし、大人の方の虫歯・歯周病の発症・進行の予防や再発の予防も可能です。是非、ご自身やお子様の歯を大切にしてください!


歯周病は全身の健康に影響します

 血管や心臓への影響 

・動脈硬化
・脳梗塞
・心筋梗塞
・感染性心内膜炎

歯周病菌の刺激が原因でできたプラーク(粥状の脂肪性沈着物)が血管や心臓に詰まることにより起きることがあると言われています。
歯周病の方は2.8倍脳梗塞になりやすいとも言われています。血圧、コレステロール、中性脂肪が高めの方は、梗塞予防のためにも歯周病の予防や治療が大切となります。


 生活習慣との関連 

・糖尿病
・メタボリックシンドローム

糖尿病は歯周病の合併症の一つです。
糖尿病の人はそうでない人に比べて歯肉炎や歯周炎になっている人が多いと言われています。
さらに最近、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという逆の関係も明らかになってきました。
つまり、歯周病と糖尿病は、相互に悪影響を及ぼしあっていると考えられるようになってきたのです。
一方で、歯周病治療で糖尿病も改善することも分かってきています。


 呼吸器への影響 

・誤嚥性肺炎
誤嚥性肺炎とは、食べ物や唾液を飲み込む時に、誤って気管や肺入ってしまうことで発症する肺炎です。高齢者になり、反射的に“咳”や“むせ”をする能力が衰えたり、脳血管障害やその後遺症のある方で起こしやすいと言われています。
誤嚥性肺炎の原因の多くは、歯周病菌などの口腔内細菌であると言われており、誤嚥性肺炎の予防には歯周病のコントロールが重要になります。


 体の各所で起きる炎症 

・関節炎
・腎炎

関節炎や糸球体腎炎が発症する原因のひとつとして、細菌の感染があります。
関節炎や糸球体腎炎の原因となる黄色ブドウ球菌や連鎖球菌の多くは、歯周病菌などとして口腔内に多く存在します。
お口の中の細菌や歯周病により作り出された炎症性物質が血液に入り込むことで、関節炎や糸球体腎炎が発症することがあります。


 妊娠との関連 

・妊娠性歯肉炎
・早産
・低体重児出産

妊娠中は歯肉炎にかかりやすく妊婦さんの2人に1人は妊娠性歯肉炎だといわれています。
つわりや体調変化によって生活習慣や食事が乱れやすく、お口の清掃が思うようにできなくなりやすいという背景があります。
妊婦さんが重度の歯周炎の場合に早産や低体重児出産とのリスクが高くなります。
これらのリスクを減らすためにも、ぜひ当院で妊婦検診をご利用ください。
頑張っているママと一緒に赤ちゃんをリスクから守っていきましょう。